ポルシェ、韓国にアジア4番目となる現地法人を設立

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新型 ポルシェ 911 ターボS
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ポルシェAG、セールス&マーケティング部門担当役員のベルンハルト・マイヤー氏は、フランクフルトモーターショーにおいて、17番目の現地法人として韓国に「ポルシェ コリア」を設立すると発表した。ポルシェ コリアは2014年1月1日、公式に業務を開始する。

ポルシェ コリアは、日本、シンガポールに拠点を置くアジア・パシフィックおよび中国に続き、アジアでは4番目の現地法人となる。マイヤー氏は「韓国には熱烈なスポーツカーファンが存在する。ポルシェの全モデルの売上も安定しており、アジアにおいて大きな需要を持つ市場だ」と語った。

ポルシェは韓国において2012年は1516台、2013年は8月までに1357台を販売している。内訳は、『ボクスター』および『ケイマン』192台、『カイエン』803台、『パナメーラ』198台、『911』が164台となっている。

新たに設立するポルシェ コリアの社長には金根鐸(キム・グンタク)氏を選任。金氏は、韓国GMの社長およびクライスラーコリアのセールス&マーケティング取締役などを歴任している。

現在、韓国におけるディーラーネットワークは、大峙洞、瑞草区、盆唐区、一山東区、仁川および釜山の6つの正規販売店で構築されており、今後は、大邱、大田および光州にも正規販売店を展開する予定。

なお、現在のインポーターであるシュツットガルト スポーツ カーズは2013年末までこれまで通りの業務を続け、2014年1月からはディーラーグループとしてポルシェビジネスを継続する。

《纐纈敏也@DAYS》

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