9月14日、WRC ラリーオーストラリアの第2レグで、予選でトップとなりここまで4番手を走っていたクリス・ミーケが、第13ステージでコース外に飛び出し、車を7回ロールさせてリタイアとなった。
ミーケはラリーフィンランドにシトロエンから出場して、好位置をキープしていたのにも関わらず、クラッシュによるリタイアという結果だった。そして今回のラリーでは不調のダニ・ソルドに代わって出場したが、非常に残念な結果に終わってしまった。報道陣からの質問に答えている。
質問:「何が起こったのですか?」
ミーケ:「セカンド・ギアを使用するコーナーに入り、僕は5-10km/h速いスピードで進入してしまったんだ。その結果、車はスリップを起こしてしまい、なんとか体勢をととのえようとしたがその先は急激な坂になっていて、転がってしまった」
質問:「ラリーオーストラリアはあなたにとって別の大きな機会だったと思いますが、とても失望したのではありませんか?」
ミーケ:「僕はこの機会に感謝しているが、僕に対する指令を実行できなかったことを申し訳なく思う」
質問:「このことがシトロエンでドライブするあなたのチャンスに、どのくらい影響すると思いますか?」
ミーケ:「わからないね…それはチーム次第だ。フィンランドは1度だけの機会で、そして今回もう1つの機会を得ることができたが、僕はクリーンなレースをするように指示されて、それを実行できなかった。だから僕達はどんな裁定が下るか待つしかないね」