NASCARは9月13日、リッチモンドで行われたスプリントカップ最終戦で、ジョエイ・ロガーノとデビッド・ギリランドが順位操作を行ったという疑惑に対し、それぞれのドライバーが所属するチームに保護観察処分を下したことを発表した。
これによりフロントロー・モータースポーツとペンスキー・レーシングの2チームは今年の12月31日まで保護観察を受けることとなるが、双方のドライバーに対する処分は行われなかった。
「2チームが関係する行動のさらなる捜査を継続し、我々にとってコース上での結果にインパクトを与える操作が成されたことは明快」とNASCARのチェアマン兼CEOであるブライアン・フランス氏は語った。
この処分の他に、NASCARはポストシーズンのレースである、チェイス・オブ・ザ・NASCARスプリントカップにジェフ・ゴードンを13人目のドライバーとして加える異例の処置を行った。
NASCARはさらにドライバーとオーナー、クルーチーフや他のチーム要員を集めるミーティングを開き、この問題について話合うこととなる。