イタリアの自動車大手、フィアット傘下のアルファロメオは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、『ジュリエッタ』の2014年モデルを初公開した。
ジュリエッタは2010年の半ば、アルファロメオのCセグメント5ドアハッチバックとして発売。現在までの世界累計販売台数は、21万2000台を超える人気を得ている。
今回発表された2014年モデルは、デビュー以来、初の本格改良を実施。その内容は、内外装のリニューアルが中心だ。
外観はフロントグリルのデザインを変更。フォグランプにはクロームの縁取りを追加した。アルミホイールも新デザイン。インテリアは、シートとステアリングホイールのデザインを変更。センターコンソールやダッシュボードの収納部、ドアパネル&ドアハンドルも、デザインが見直された。
メカニズム面では、ディーゼルエンジンに新ユニットを投入。2.0リットル直列4気筒ターボの「JDTM」エンジンは、最大出力150ps、最大トルク38.7kgmと、太いトルクが特徴。ディーゼルならではの優れた環境性能も備えている。