競争法違反でMASとエアアジア、公取委が罰金…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

日本の公正取引委員会に相当するマレーシアの競争委員会(MyCC)は6日、マレーシア航空(MAS)と格安航空のエアアジアは競争法に違反したとして、それぞれ1,000万リンギの罰金支払いを命じた。両社は30日以内に不服を申し立てることができる。

MASとエアアジアは2012年1月から4月までの間、クアラルンプール発着のクチン、コタキナバル、サンダカン、シブ線について、市場を分け合うこと目的とした協定を交わしたが、委員会は「市場分配は消費者の利益を代償に、競争を制限し、ゆがめるもので、競争法違反とみなされる」との判断を示した。委員会から罰金を言い渡されたのは両社が初めて。

委員会は、協定期間中の両社の売り上げを根拠に罰金額を決めた。いずれも売り上げの10%以下だという。

エアアジアは委員会判断に不満で、全面的に争う構えだ。
小栗 茂