フランスの自動車大手、ルノーは9月6日、『メガーヌ』シリーズに大幅改良を施すと発表した。実車は9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー13で初公開される。
メガーヌは、ルノーの主力Cセグメント車。現行モデルは3世代目で、2008年秋、パリモーターショー08でデビュー。すでにデビューから5年が経過しており、競合車は次々とモデルチェンジしている。そこでルノーは、2012年に続いて、メガーヌに改良を施す。
今回の改良は、フロントマスクを大幅変更する大規模な内容。ルノーの最新デザイン言語を導入。ヘッドライト、バンパー、ボンネットのデザインが一新され、新型『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)などに通じる最新のルノー顔に生まれ変わった。
なお、この新しいフロントマスクは、ハッチバック、エステート、クーペなど、メガーヌシリーズ全車に適用。高性能バージョンの『メガーヌR.S.』と『メガーヌGT』は、ヘッドライト回りをグロスブラックとするなど、専用仕上げとなる。
大幅改良を受けたメガーヌシリーズは2014年第1四半期(1-3)月、欧州市場で発売。2014年内には、他の世界市場にも投入される。