ホンダの峯川尚専務執行役員は9月5日に発表した新型『フィット』の国内月販目標1万5000台について「先代、先々代からの代替をベースに考えていくと、これぐらいの線は絶対いけるだろうという台数」との考えを示した。
峯川専務は同日、千葉県浦安市で開いた発表会で一部報道陣に対し「累計で200万台、フィットを(国内で)売っている。今回、我々が新型を出すにあたって過去のお客様を分析したところ、まだ初代フィットに乗られている方もおられるし、2代目の方もかなりおられる」と説明。
「そういう方々からの代替をベースに考えていくと、これぐらいの線は絶対いけるだろう。やはりホンダtoホンダの方々で5~6割くらいを維持したい。それぐらいの商品になっている」とも述べた。
また競合車について「(トヨタ自動車)『アクア』とは全く違うハイブリッドシステムで、それぞれが良い燃費を出しているということで、よりハイブリッドのマーケットが活性化すると思う。そこでお互い切磋琢磨し、我々も頑張っていきたい」と述べた。