赤湯(山形県南陽市)~荒砥(白鷹町)間30.5kmのフラワー長井線を運営している山形鉄道は、10月19日に「フラワー長井線祭り」を開催する。今回はフラワー長井線の開業100周年記念式典も同時に実施。運賃を1回100円とする。
「フラワー長井線祭り」は宮内、長井、荒砥の3駅を会場とし、軌道自転車(レールスター)の乗車体験(宮内)やラッセルモーターカーの乗車体験(長井)などを行う。起点の赤湯駅では9時から記念式典を開催。ヘッドマークを掲出する100周年記念列車(赤湯9時50分発)の出発式などを行う。さらに当日は「ワンコインデー」とし、記念列車を含む全ての列車の運賃を1回100円にする。
現在のフラワー長井線は1913年10月26日、軽便鉄道法に基づく国鉄軽便線として赤湯~梨郷間が開業。その後順次延伸され、1923年4月22日までに赤湯~荒砥間が全通した。1980年代には国鉄の経営悪化から第三セクター化されることになり、1988年10月25日に山形鉄道が経営を引き継いでいる。