インディカーは9月2日、予選でのクラッシュの為に22番手からレースをスタートすることとなったセバスチャン・ブルデーが、合計75ラップのレースでポジションを19上げて3位の表彰台に登るという異例の活躍をしたことを公表した。
レース当日のウォームアップで最速ラップを記録したブルデーだが、22番手からのスタートはレースにおいて決して明るい材料とは言えなかった。しかし彼はレースで合計19ラップをリードし、結果的に3位に入賞することとなった。
「車は速かったが、何度も衝突されてガタガタだったよ。優勝することはできなかったが、とてもハッピーだ。なぜならほとんど最後尾からスタートして多くの人達を追い抜き、表彰台に立てたのはとてもスイートだったからだ」とブルデー。
シモーナ・デ・シルベストロは今季最高の5位でフィニッシュし、スタートから12スポットを駆け上がり、ユニークな25才の誕生プレゼントを得ることとなった。
「一番速い車を持っていたとは思いませんが、私達は事故に巻き込まれた時にピットで良い判断をしました。それからは前進することができて、良い結果を得ることができたので、私はとてもハッピーです」と彼女は語った。