8月のスズキのインド新車販売、61%の大幅増…操業停止の反動

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スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire
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  • マルチスズキ・エルティガ
インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは9月2日、8月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、8万7323台。前年同月比は61.2%の大幅増で、2か月連続で前年実績を上回った。

大幅増の要因は、昨年7月、インドのマネサール工場で発生した暴動にある。同工場では8月、暴動の影響で操業を見合わせた。その後、工場は正常化したが、2013年8月の大幅な伸びは、昨年の操業停止の反動増によるもの。

8万7323台の販売台数の内訳は、インド国内が7万6018台。前年同月比は51.6%増で、2か月連続の前年実績超え。輸出は1万1305台。前年同月比は180.9%の大幅増で、プラスに転じた。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で6万3499台を販売。前年同月比は100.6%増で、2か月連続の前年超え。2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『DZire』は、1万3723台を売り上げ、前年同月比は344.8%の大幅増。

Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が7956台を販売。前年同月比は31.4%減と、2か月ぶりのマイナス。

SUVやMPVなどのBセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に投入。しかし、新車効果は長続きせず、8月はBセグメント合計で4563台にとどまった。前年同月比は31.4%減と、2桁の落ち込みが続く。

マルチスズキの2013年4 - 8月新車販売(輸出を含む)は、43万7056台。前年同期比は1.1%増と、わずかながら前年実績を上回っている。
《森脇稔》

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