フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは8月26日、『オクタビア』の累計生産台数が400万台に到達したと発表した。
オクタビアは、シュコダの主力Cセグメントセダン。初代モデルは1996年に発表され、フォルクスワーゲン『ゴルフ』やアウディ『A3』と車台を共用していた。2004年には、2代目にモデルチェンジ。引き続き、ゴルフやA3と車台を同じくする。
シュコダは2012年12月、3世代目となる新型を発表。フォルクスワーゲングループが新開発した新型モジュラープラットホームの「MQB」を、新型ゴルフや新型アウディA3に続いて採用した。
現在、オクタビアの生産は、チェコ、ロシア、インド、カザフスタン、ウクライナの各国で実施。2014年からは、中国での生産も開始される予定。
8月26日、累計生産400万台目のオクタビアが、チェコのムラダー・ボレスラフ工場からラインオフ。初代の生産開始から17年で達成した記録となる。シュコダのウィンフリード・ヴァーランドCEOは「累計生産400万台の達成は、オクタビアとシュコダブランドの偉大な成功の証」と述べている。