韓国のキアモーターズは8月23日、欧州向けの新型『ソウル』の概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。
初代ソウルは2008年10月、パリモーターショー08で発表。ボクシーな5ドアハッチバックボディが特徴のサブコンパクトカーで、米国では日産『キューブ』やサイオン『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)などと競合する小型ハイトワゴン。
2013年3月、ニューヨークモーターショー13において、2代目となる新型ソウルがデビュー。9月のフランクフルトモーターショー13では、その欧州仕様車がワールドプレミアされる。
新型ソウルの欧州仕様は、米国向けと若干外観が異なる。SUVイメージが強調されているのが、大きな違い。具体的には、専用のフロントバンパー、ブラック樹脂仕上げのフェンダーアーチを採用。ヘッドライトのデザインも、専用となる。
ボディサイズは初代よりも若干大型化。その効果で、新型は室内スペースを拡大。荷物スペースも先代比で4%増え、354リットル(VDA計測法)を確保した。
欧州仕様のエンジンは、1.6直列4気筒のガソリンとターボディーゼル。新型は最新の『シード』と車台をベースに開発されており、キアモーターズは、「先代比でボディ剛性を29%高めた」と説明している。