札幌市電の新型低床車、愛称は「ポラリス」に

鉄道 行政
公募により愛称が「ポラリス」に決まった、札幌市電A1200形。
  • 公募により愛称が「ポラリス」に決まった、札幌市電A1200形。
  • 「ポラリス」は3車体連接の超低床車。5月から営業運転を開始した。
  • 札幌の市街地を走る「ポラリス」。現在は1編成だけだが、2014年度にも2編成が増備される予定。
  • すすきの停留場で発車を待つ「ポラリス」。
  • すすきの停留場に停車中の「ポラリス」。
  • 「ポラリス」の車内。札幌市電では初の冷房車でもある。
  • すすきの停留場を発車した「ポラリス」。すすきの~西四丁目間を短絡する軌道を新設し、市電を環状線化する計画もある。

札幌市交通局は8月25日、今年5月から営業運行を開始した新型低床車両「A1200形」の愛称を「ポラリス」に決定したと発表した。一般公募により寄せられた2242件の中から選定された。

愛称の公募は市民や札幌市への通勤、通学利用者を対象に7月11日から8月8日まで実施され、19日に地域関係者ら5名による審査委員会で決定した。

「ポラリス」が選ばれた理由は「北の空の中心で輝く北極星(ポラリス)のイメージが、北の中心都市である札幌市を走る同車両のイメージに合致していること」「北極星は三重連星であることから、3両編成である同車両との共通点が見られること」「覚えやすく呼びやすい愛称であること」とされている。札幌市交通局によると、車両への愛称表示については現在検討中という。

A1200形は全長17mの3車体連接、2台車の電車。床面高さを従来車より約50cm下げ、乗降時の段差をなくしている。今年5月5日から営業運行を開始した。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集