英国の鉄道インフラを保有・管理するネットワーク・レールは8月23日、英鉄道の7月21日~8月17日の定時運行率が91.3%だったと発表した。
定時運行率は通勤路線で定刻から5分以内、長距離路線で10分以内に目的地に到着した列車の割合を表しており、ネットワーク・レールが毎月発表している。今回は前期(6月23日~7月20日)に比べて0.2%上昇した。前年同期比では0.7%下がった。
鉄道会社別では、ロンドン近郊路線を運行する「c2c」が97.5%でトップ。最下位はロンドンとスコットランド方面をイースト・コースト本線経由で結ぶ「イーストコースト」で85.7%だった。
「c2c」は大手バス会社「ナショナル・エクスプレス」系列の鉄道運行会社。2012年のロンドン五輪期間中も98.8%と高い定時運行率を記録している。