8月24日(予選)と25日(決勝)、全日本ロードレース選手権第6戦『SUGOスーパーバイク100マイル耐久レース』(JSB1000クラス100マイルレース)が行われる。
本レースは、レースを運営するMFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)にとって、JSB1000クラスで初めて行われるセミ耐久となることから、業界の内外で注目を浴びている。
年9戦ある全日本ロード選手権は、国内ロードレースの最高峰として位置づけられ、全日本の歴史はスプリントレースの歴史そのものだった。最高のマシン、最速のライダーを決めるというこだわりだ。この既成概念を打ち破ったのが、今回のレースだ。
距離は100マイル(約160km)、43周。2人または1人のライダーで走る。最低1回のピットインも義務付けられた。
『SUGOスーパーバイク100マイル耐久レース』のレギュレーション変更は、1962年から始まった全日本選手権の長い歴史に、どのような影響を与えることになるのだろうか。今年3月、MFJは参加チームと選手に、こんなメッセージを送った。
「これは全日本ロードレースの人気回復策の一環として企画したもので、(主催者は)より多くの観客動員を目指している。エントラントの皆様方にぜひ本大会にご参加いただきたい。多くの出場台数により観戦されるお客様に対して新たな試みである本レースの迫力と醍醐味をお楽しみいただけると期待している」