セランゴール州セパンのクアラルンプール新国際空港(KLIA)格安航空会社専用ターミナル(KLIA2)の開業が工事の遅れのために延期された。
アブドル・アジズ・カプラウィ副運輸相は、建設コストが40億リンギから増えることはなく、完成予定もこれ以上の遅延はないとの見解を示した。
同副相はKLIA2建設の特別委員会の委員長を務めている。
建設は順調に進んでおり、2014年4月30日の完成予定に間に合うという。建設業者が当初の完成予定までに工事を終わらせることができなかったことや工事内容に変更が加わったために遅れが発生している。
道路の建設や、空港の防災施設などでは担当業者が変更された。
手荷物処理システム(BHS)の工事を担当していたマトロマティック・ハンドリング・システムズ(M)は銀行との間で金銭面の問題を抱えていたため、別の外資系企業に事業を再発注したという。また、誘導路の建設工事は2013年11月までの完成が予定されている。