ペナン自由工業地帯企業協会(Frepenca)が実施した調査によると、ペナンの自由工業地帯に拠点を置いている企業の半分以上が今年第3四半期の業績は横ばいとなると見込んでいる。
Frepencaには米国や欧州の多国籍企業やマレーシア企業など62社が加盟しており、その多くが半導体・電子産業に関わっている。ヘン・ハックリー会長によると、加盟企業の53%が横ばい、41%が事業の成長を予想している。クリスマス時期に向けて、手ごろな価格のスマートフォンやタブレットの発売が多く予定されている。そのため、ハイエンドチップやセンサーへの需要は減速することが見込まれている。
第2四半期、Frepenca加盟企業の59%が売り上げ増加となり、前年四半期の58%からは若干売り上げ増加企業が増加すると見込まれている。加盟企業の82%が今年下期に新商品の発売を予定している。
また、93%は新たな技術への投資や設備投資を予定している。47%は下期に社員数を増やす必要があると回答した。