三井造船第1四半期決算、船舶海洋部門が増益、通期見通しも上方修正

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三井造船が発表した2013年度第1四半期(4-6月期)の連結決算は、営業利益が前年同期比50.9%増の63億1400万円と大幅増益となった。

売上高は、ばら積貨物運搬船やFPSO(浮体式石油生産貯蔵積出設備)などが順調で、同2.8%増の1337億8100万円と増収となった。ただ、受注高は、前期にFPSOの長期オペレーションサービスを受注した反動もあって前年同期より161億9800万円減少の1026億9800万円だった。

収益では、船舶海洋部門が増益となったのに加え、為替差益の効果もあって経常利益は同71.0%増の86億0700万円と大幅増益となった。

当期純利益は同133.7%増の33億6700万円となった。

通期業績見通しは想定よりも円安で推移していることや、船舶海洋セグメントの増収、更に子会社の三井海洋開発の業績が好調なため、上方修正した。

売上高は前回予想より100億円増となる6600億円、営業利益が20億円増の160億円。経常利益が20億円増の170億円、最終利益が20億円増の70億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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