コミュニケーションの力で首都高の事故を減らす「東京スマートドライバー」プロジェクトは、行楽シーズンで渋滞が増加する8月1日から9月30日までの60日間、低速走行時の交通事故を減らすキャンペーン「渋滞スマートドライバー計画」を実施する。
年間を通して、8月と3月は特に渋滞が多く、また、1日の中では11時頃と18時頃に特に集中する。こうした傾向や道路の状況を事前に把握することで、安全なドライブを心がけてもらうのが、今回のキャンペーンの目的。
低速走行時の交通事故の原因は、心理的な「イライラ」や身体的な「眠気」などから引き起こされることが多いという。
キャンペーンでは、東京スマートドライバーホームページ内に特設ページを設置。SNSと連動して渋滞関連のデータや、事故を防ぐ走り方などを紹介する。
ミュージシャンやデザイナーなどさまざまなジャンルの人物に、渋滞のイライラを解消する曲などを訊き、交通事故を減らすテーマに合わせたプレイリストを掲載するほか、渋滞に巻き込まれた時に車内の雰囲気をリフレッシュするためのゲームや、首都高渋滞カレンダーも公開する。