コスモ石油は、坂出製油所を閉鎖し、供給体制を再構築。千葉、四日市、堺の3製油所体制を開始したと発表した。
坂出製油所は全ての精製装置を停止し7月31日、経済産業省へ装置の廃止届を提出。坂出製油所の閉鎖により、同社の原油処理能力は日量14万バレル減少することになるが、3製油所体制へ移行したことにより、固定費が削減されるほか、高い装置稼働率を保つことが可能となり、製油所競争力の向上につながるとしている。
なお、坂出製油所は、今後、西日本地域への石油製品の安定供給を果たすため、オイルターミナルとして事業を継続していく。