フォルクスワーゲンは、セバスチャン・オジエの副ドライバーであるジュリエン・イングラッシアが担当医からの了解を得て、8月に行われるラリーフィンランドに復帰することを発表した。
この6月下旬にマウンテン・バイクによるトレーニング中の事故で、鎖骨を骨折。手術を受け、その後順調に回復をしていた。
フォルクスワーゲンのラリードイツのイベント前のテストでは、もう一人の副ドライバーであるニコラス・クリンガーがイングラッシアの代理を務めたが、先週にクリニックでの診察を受け、土曜日にテスト・ドライブに成功した後、医師団は彼に青信号を与えた。
「ラリーフィンランドに間に合うように、完全な健康状態に戻ることができて本当に安心した。医師団の素晴らしい仕事と、僕をいつも支えて彼等の最高の望みを託してくれた、フォルクスワーゲンのチームに感謝の意を述べたい。今はセバスチャンとレースに戻ることが、待ちきれないくらいだ」とイングラッシアは語った。