デンソーは7月26日、名古屋市の吹上ホールで開催された「キッズエンジニア2013」で、「2足歩行ロボットをつくろう」をテーマとしたプログラムを実施した。
昨年に続き2回目となる同プログラムでは、参加した子どもたちが保護者に頼ることなく、モーターで動く2足歩行ロボットを製作。完成したロボットには、紙コップや割り箸などを使った思い思いのデコレーションが施された。
名古屋市内から母親と訪れた小学4年生の男の子は「ロボットが好きなので、今日が楽しみでした。部品がたくさんあって作るのは難しいけど、ちゃんと動いたのでほっとした」と慣れない工具に苦労しながらも、スタッフのアドバイスを聞きながら、ロボットの製作を楽しんでいた。
同社技術開発推進部の橋川淳さんは「保護者の方には最初に、なるべく子どもを手伝ったりアドバイスをしないようにとお願いしています。ロボットの製作は小学生には難しい部分もありますが、子どもたちが自分の力でつくる事に意味がある。できあがったときの充実感や達成感からモノづくりの楽しさを学んで欲しい」と話した。