フランスの自動車大手、シトロエンが、2014年からWTCC(世界ツーリングカー選手権)に参戦するために開発したニューマシン、『CエリーゼWTCC』。同車のエンジンスペックが判明した。
シトロエンは2013年6月、WTCCに参戦すると発表。ドライバーには、WRC(世界ラリー選手権)の王者、セバスチャン・ローブ選手らを起用する。そのために開発したニューマシンが、CエリーゼWTCC。
CエリーゼWTCCは、シトロエンの新型コンパクト4ドアセダン、『Cエリーゼ』(『C-Elysee』)がベース。同車はプジョー『301』と兄弟車で、主に中国やロシア、南米などの新興国市場に投入される。
7月24日、シトロエンはCエリーゼWTCCのエンジンスペックを公表。CエリーゼWTCCは、『DS3 WRC』譲りの直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力は380psレベルを引き出す。トランスミッションは、6速シーケンシャル。
なおこのCエリーゼWTCC、9月にドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13でワールドプレミアされる予定。