JR北海道、「お座敷えさし号」がお座敷のない「えさし号」に…出火事故受け

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「えさし号」で使用される予定のキハ40形。車内は畳敷きではなく、通常の座席が設置されている。
  • 「えさし号」で使用される予定のキハ40形。車内は畳敷きではなく、通常の座席が設置されている。
  • 江差線の臨時列車「お座敷えさし号」で使用される予定だったキハ183系お座敷車。「北斗」出火事故を受けて使用車両をキハ40形に変更する。

JR北海道函館支社は7月12日、江差線で運転する予定の臨時列車「お座敷えさし号」について、使用車両と列車名を変更すると発表した。

「お座敷えさし号」は、2014年5月12日に廃止される江差線木古内~江差間の惜別イベント「ありがとう江差線企画」の一環として設定された、函館・木古内~江差間の臨時列車。当初の計画ではキハ183系のお座敷車2両編成で運転することになっていた。

しかし、7月6日の特急「北斗14号」出火事故を受け、JR北海道は出火した車両と同型のエンジンを搭載している車両の使用を当面中止することを決めた。このため「お座敷えさし号」もキハ183系お座敷車の使用を中止し、通常の座席を設置したキハ40形1両で運転することになった。

これに伴い列車名も「お座敷えさし号」から「えさし号」に変更される。運転日は1日増えて7月25~31日、8月3・6・7・9~18日になる。運転時刻は変更しない。

《草町義和》

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