沖縄都市モノレール線(ゆいレール)を運営している沖縄都市モノレールは7月4日、開業10周年を記念した「大お誕生会」を実施すると発表した。
ゆいレールは那覇市内の中心部を横断するモノレールとして計画され、1970年代後半に大まかなルートが決定。沖縄県などが出資する第三セクター会社の沖縄都市モノレールが、軌道法に基づく軌道敷設特許を1996年に取得した。工事は1997年から本格化し、2003年8月10日に那覇空港~首里間12.9kmが開業した。
今年8月10日は開業10周年となることから、1898年から2012年までの8月10日生まれの人を抽選で100人招待し、合同のお誕生会を実施する。当日はゆいレールに1日中無料で乗車できる特典も用意するという。
応募に当たっては、8月10日生まれを証明できるものが必要で、当日14時からパレットくもじ(県庁前駅付近)で実施されるセレモニーへの参加が条件となる。応募用紙はゆいレール各駅窓口で配布する。
また、10周年を機にゆいレールのキャラクターも制作した。「吾輩は、ゆいレールのキャラクターである。名前はまだ無い…。」とし、7月31日まで名前を募集している。各駅備え付けの応募用紙に名前を記入し、駅員への手渡しか郵送で受け付けている。