シンガポールの格安航空会社タイガーエアウェイズは、シンガポールとマレーシアの地方都市を結ぶ路線の拡大を計画している。
ホー・ユエンサン社長によると、イポー、コタキナバル、クアラトレンガヌなどの地方都市への乗り入れを検討しているという。これらの都市では観光地として今後発展が期待されており、シンガポールからこれらの都市への航空便の需要が高まっている。
タイガーエアウェイズは現在、ペナンとクアラルンプールに乗り入れている。ペナン便については、現在の週に14便から21便に増やす方針だ。エアバスA320型機を6機新たに調達する計画もある。
昨年の利用客数は450万人で、2014年3月末までに20%増やすことを目標としている。タイガーエアウェイズは2003年創業で、アジア太平洋地域の13か国の50都市にネットワークを持っている。