新交通システムの金沢シーサイドラインを運営している横浜新都市交通は、車内照明にLEDを採用した車両を導入する。新交通システムの車両の車内照明にLEDを採用するのは、日本では初めて。
LED照明は従来の蛍光灯に比べ消費電力が約3割抑えられる。寿命も約3.3倍長く、照明を交換する際に発生する廃棄物を削減することができるという。
1989年のシーサイドライン開業時に導入した1000形の老朽化が進んでいることから、同社は新型車両の2000形への更新を2011年から順次進めているが、7月17日に導入する2000形の第42編成から直管型LED照明を順次採用する。LED照明を採用した車両には、ドア付近にその旨を記載したステッカーを貼り付ける。