トヨタ自動車は6月26日、『クラウン』とレクサス『IS250』など計4車種の前方障害物衝突軽減装置(プリクラッシュセーフティシステム)制御コンピュータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2012年12月3日~2013年6月18日までの間に製作された合計約2万台のプリクラッシュセーフティシステム装着車。
ミリ波レーダーによる障害物検知ソフトが不適切なため、乱反射したミリ波情報をまれに前方障害物と誤認識し、衝突の可能性がないのに自動ブレーキが作動して、予期せぬ急制動がかかるおそれがある。
全車両、制御コンピュータの障害物検知ソフトを修正する。
不具合発生件数は6件で、市場からの情報で発見した。
物損事故(リヤバンパ、トランク損傷)が1件起きている。