残り7時間を切ったところで、アストンマーチン・バンテージV8 98号が漏らしたオイル処理のため、セーフティーカー・ランになった。依然、アウディR18 e-トロン・クワトロ2号車(クリステンセン)がトップを走り、トヨタTS030ハイブリッド8号車(サラザン)とトヨタ7号車(ブルツ)がこれを追う展開が続いている。続く4位はアウディ3号車(ディグラッシ)だ。これら上位4台は綺麗に1周ずつの差で走行している。再びコースは部分的に雨が降り出す中、残り6時間16分でレースは再開。しかし直後、5位を走行していたレべリオン・ローラB12/60クーペ・トヨタ13号車(ベリッキ)がクラッシュした。リヤが流れ、カウンターステアで修正しようとしてオツリを貰ってしまったようだ。マシンはフロントから激しくガードレールにクラッシュするもピットまで帰還した。これによりコースはまたもセーフティーカーが入っている。ガードレールの修復が必要となればまた長いイエローとなりそうだ。