ANAセールス、6月単月の訪日予約人数が過去最高を更新、中国も回復

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ANAセールスは、訪日旅行での6月の単月予約人数が、6100人となり、過去最高を記録したと発表した。

円安傾向によって訪日旅行に割安感がでてきたことなどが追い風となり、単月で前年同月比110%増と倍増し、これまで過去最高記録だった2010年7月の5600人を上回った。

また、第1四半期(4~6月)の予約状況でも、6月17日付けで1万4000人、前年同期比80%増と好調に推移している。

発地別では、台湾が同52%増、香港が同220%増、シンガポールが同111%増、韓国が同600%増、欧米が同240%増となっている。一時期低迷していた中国も同48%増と需要も回復基調にある。

また、同社が取り扱う訪日旅行での訪問地は、関東が同20%増、北海道が同27%増、関西が横ばい、九州が同12%増などが人気が高く、特に東京では、昨年春開業したスカイツリー効果もあり、上野浅草地区への宿泊が増加傾向にある。

同社は今月3日、日本旅行業協会から訪日旅行を取り扱う企業の法令遵守や品質管理、サービス水準を評価し、一定の基準を満たした事業者を認証する「オペレーター品質認証制度」の認証を受けた。今後も、品質管理やサービス基準の向上に注力、安心で良質な訪日旅行を提供するとしている。

《レスポンス編集部》

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