ヒュンダイのスポーツクーペ、ベロスター…ボルグワーナー製ターボ採用で204ps

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米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは6月12日、2013年モデルのヒュンダイ『ベロスター』に、ターボチャージャーを納入すると発表した。

ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャーの大手。ベロスターの直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「T-GDI」エンジンに、同社のターボチャージャーが採用される。

ベロスターは2011年1月、デトロイトモーターショー11で発表。斬新なスタイリングを持った2+2のスポーツクーペだ。ボディサイドの片側だけに、後部ドアが装備され、ヒュンダイは「3ドアクーペ」と表現する。

その高性能モデルの『ベロスター ターボ』は2012年1月のデトロイトモーターショー12でワールドプレミア。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「T-GDI」は最大出力201ps/6000rpm、最大トルク27kgm/1750-4500rpmを獲得する。

2013年モデルのベロスター ターボは、ボルグワーナー製のツインスクロールターボチャージャーを新採用。最大出力は204ps、最大トルクは27.5kgmと、従来比で3ps、0.5kgmの性能向上を果たす。

ボルグワーナーターボシステムのフレデリック・リサルデ社長は、「ヒュンダイモーターとの協力関係の拡大は喜ばしい限り。ヒュンダイの直噴技術と我々のターボの組み合わせが、優れた燃費とエンジンレスポンスを実現する」と語っている。

《森脇稔》

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