インディカーは6月14日、ミルウォーキー・マイルで行われた予選で、アンドレッティ・オートスポーツのマルコ・アンドレッティが、42秒8584(170.515マイル/時)のタイムでポールを獲得したことを報じた。
マルコは6月16日の父の日に、いかなる父の日カードをプレゼントするよりもこのミルウォーキー・インディフェストの予選結果が優るとジョークを飛ばした。
彼の父とチームのオーナーであるマイケルは同意した。
「もっと良いプレゼントを尋ねることはできなかったよ。彼のチャンピオンシップにとってポイントを得ることは素晴らしい出来事だった。しかしもしそれがミルウォーキーで起こることだとしたら、家族にとって特別な瞬間となるだろう」とマイケルは語った。
マイケル・アンドレッティはミルウォーキー・マイルで5度の勝利をドライバーとして飾り、4度の勝利をチームオーナーとして獲得した。
「ミルウォーキーでは、とても多くの特別なことが起こった。1991年には僕自身と父(マリオ)、そして従兄弟のジョンが表彰台を独占した」とマイケルは続けた。
マルコ・アンドレッティはチャンピオンシップポイントのフロントランナーであるエリオ・カストロネベスから21ポイントの差を持ったまま15日の決勝レースに挑むこととなる。
「これまでは僕達が思う良い走行ができたので、僕は喜んでいる。RCコーラの車はやっつけるにはタフだと思うし、それが明らかに僕達がここに来た理由でもある。しかしもし僕達がボーナスポイントを獲得できるなら、是非ともやるべきだ。ここでの勝利は大きい」とマルコは語った。
マルコ・アンドレッティは6人の異なるポールポジションを獲得したドライバーの1人で、ここまでに7人の勝利者が5つのチームを代表するという混戦ぶりを見せている。
なお、佐藤琢磨は43秒4940(168.023マイル/時)で15位のポジションを確保した。
ミルウォーキー・インディフェストの予選結果
1. マルコ・アンドレッティ
2. ジェームズ・ヒンチクリフ
3. ウィル・パワー
4. ライアン・ハンター=レイ
5. E.J.ヴィソ
6. セバスチャン・サーベドラ
7. トニー・カナーン
8. ジョセフ・ニューガーデン
9. サイモン・パジェノ
10. トリスタン・ヴォーティエ