トヨタ紡織は6月13日、シート設計品質向上のための「BR-SA室」や、航空機シート開発を推進する「航空機シート設計室」などを新設する組織改正を発表した。
トヨタ紡織は今年1月、自動車以外の事業領域拡大を目的に、航空機・鉄道車両向けシート事業への参入を表明し、ACT推進室を新設。今年4月には、北陸新幹線の新型車両E7系・W7系向け鉄道車両用シートの供給が決定している。
同社は今回の組織改正で、「カスタマーサービス室」を「列車シート保証室」「航空機シート保証室」に再編するなど、非自動車領域への事業拡大を図っていく。