京王電鉄バスグループ5社は、6月7日以降、衝突被害軽減ブレーキを搭載した高速バス車両を順次導入すると発表した。
衝突被害軽減ブレーキは、走行中、高精度ミリ波レーダーで前方車両との車間距離を計測・監視し、衝突のおそれがある場合、警告音で注意を促すとともに、衝突の可能性が高いと判断した場合、ブレーキを作動、衝突事故の被害を低減する。
同社では、安全性向上を図るため、事故防止対策機器を積極的に導入しており、2005年から車間距離警報装置を49両、2011年度にはバスジャック対策としてドライバーズガードを23両に設置している。
衝突被害軽減ブレーキは6月7日から高速バスに順次導入する。2013年度は15両に導入する計画。