サバ州ラハド・ダトゥにおいて大手パーム油企業6社が合弁でバイオマス・クラスターを設立する。
マレーシアのパーム油産業において初の試みとなり、重要な一歩になると見込まれている。
パーム油産業クラスター(POIC)サバのパン・テックワイ最高経営責任者(CEO)によると、合弁に参加するのはパーム油原油やパーム核油、パーム核粕販売のベル・グループ、プランテーション業のゲンティンとテック・グアンなど。10日に締結式が行われる。
クラスターの設立により価格の設定や付加価値のある下流産業の基礎を構築することで、バイオマス産業の活溌化を図る。
バイオマス産業は、過去数年間にわたりバイオマスの在庫を抱えていても、価格のメカニズムやサプライヤーと見込み顧客間の信頼関係がないことから、行き詰まりの状態となっていた。