ソユーズTMA-09M宇宙船(35S)は、米国中部夏時間5月28日午後9時10分(日本時間5月29日午前11時10分)に国際宇宙ステーション(ISS)へドッキングした。
宇宙船はバイコヌール時間5月29日午前2時31分(日本時間5月29日午前5時31分)、ロシアのソユーズロケットによってカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。宇宙船には第36次/第37次長期滞在クルー(フョードル・ユールチキン氏、カレン・ナイバーグ氏、ルカ・パルミターノ氏)が乗り込んでいる。
宇宙船は5月28日午後11時14分(5月29日午後1時14分)にハッチを開け、クルーがISSに入室した。第35次/第36次長期滞在クルーのパベル・ビノグラドフ宇宙飛行士らは新たなクルーの到着を歓迎、ISSの第36次長期滞在クルー6人体制が開始された。
35Sミッションは、新たな3人の長期滞在クルーを輸送するとともに、新しいソユーズTMA-09M宇宙船をISSに届けるミッション。ISSへ打ち上げられるソユーズ宇宙船の打ち上げとしては35回目となる。
バックアップクルーとして現地で控えていた若田宇宙飛行士ら第38次/第39次長期滞在クルーはバックアップクルーを解任された。