全日本空輸(ANA)は、4月の輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同月比11.1%減の45万4890人と大幅に落ち込んだ。利用率は66.5%だった。
方面別では北米が同5.5%増の8万8839人、ヨーロッパが同3.4%増の4万5708人と前年を上回ったものの、アジアが同16.4%減の32万0343人と低迷した。
国内線は同0.8%減の274万4959人と微減だった。利用率は54.4%となった。東京~札幌、東京~福岡が前年割れとなった。
国際線の貨物輸送量は同6.7%増の4万7697トン、郵便重量が同15.5%増の2338トンだった。国内線の貨物輸送量が同1.7%減の3万7309トン、郵便が同4.6%増の2569トンとなった。