【スマートコミュニティジャパン13】緊急用として使えそうな度数調整式メガネ

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度数の調整はフレーム左右に配されたダイヤルで行う
  • 度数の調整はフレーム左右に配されたダイヤルで行う
  • 度数が変えられる原理

自分で度数の調整が可能なメガネ「アドレンズスペアペア」がスマートコミュニティジャパン2013に展示された。9月より2980円で市販される予定だという。

この「アドレンズスペアペア」は凹レンズと凸レンズの組み合わせによって、近視側-6.0D~遠視(老眼)側+3.0Dまでの度数を自分で調整することができるメガネ。仕組みは簡単で凹凸の付いたレンズが2枚重ねてあり、凹レンズと凹レンズの組み合わせで近視に、凸レンズと凸レンズの組み合わせで遠視(老眼)に対応するというもの。

メーカーの但し書きには「車の運転やその他リスクの高い作業には絶対に使用しないでください」と書いてあるのだが、出先でメガネが割れた際などには役に立つ製品だと感じる。

筆者は強度の近視のため、つねにスペアのメガネを持ち歩いているが、そうした対策をしていない人も多いはず。メガネが壊れてしまったために、メガネをかけずに視界の悪いまま運転するよりは、この「アドレンズスペアペア」を使ったほうが安全性は高まる。現在はメガネ店などでの販売となっているが、コンビニエンスストアなど入手が楽な場所で扱うようになれば、エマージェンシー用としての価値はさらに高まるだろう。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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