フィアット 500L、米国に最初の3000台が上陸

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米国に上陸した最初のフィアット 500L
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フィアット『500』の派生車種として誕生した『500L』。米国市場への投入が決まっている500Lについて、その第一弾が米国に上陸した。

これは5月28日、フィアットが明らかにしたもの。5月23日、米国メリーランド州ボルチモア港に、米国向けの500Lの第一弾として、3000台が上陸したと発表している。

フィアット500Lは2012年3月、ジュネーブモーターショー12でデビュー。フィアット500の派生車種で、2列シートの小型MPVとして登場した。2012年11月のロサンゼルスモーターショー12では、同車の米国市場投入が宣言された。

500Lのボディサイズは、全長4140×全幅1780×全高1660mm。フィアット500(全長3545×全幅1625×全高1515mm)と比較すると、500Lは595mm長く、155mmワイドで、145mm背が高い。そのため500Lの車台は、フィアット500用ではなく、『プント』用をベースに開発されている。

今回、上陸を果たした3000台のフィアット500Lは、セルビア工場から出荷された米国向けの最初のロット。欧州ではすでに、500Lは累計約3万4000台を販売。500Lの米国ベース価格は、1万9100ドル(約197万円)と公表済み。

《森脇稔》

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