大規模災害時の船舶の活用方策検討へ 国土交通省

船舶 行政

国土交通省は5月24日、大規模災害時の船舶の活用方策を検討するため、「大規模災害時の船舶の活用等に関する調査検討会」を設置すると発表した。

5月28日に初会合を開き、9月に中間とりまとめ、年度内に最終報告をまとめる。

東日本大震災や阪神淡路大震災などの大規模災害時に、被災地への支援物資輸送のほか、自衛隊、警察、消防等の要員や車両の緊急輸送などで船舶が重要な役割を果たし、そのポテンシャルの高さが認識された。

このため、平時から船舶の具体的な活用方策等を検討・準備することにより、大規模災害発生時の被災地支援に貢献することが目的。

検討会では、国・自治体の防災計画体系における船舶活用の位置付けの整理、船舶の特性を踏まえた大規模災害時における船舶の機能・役割、大規模災害時における効率的・効果的な船舶活用方策を実現するための配備上の課題などについて議論する。

《レスポンス編集部》

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