米国の自動車大手、フォードモーターは5月22日、北米内20工場の夏季休暇を短縮すると発表した。
同社の新車販売は、北米や中国で好調に推移している。これを受けて、夏季休暇を当初予定の2週間から1週間に短縮。旺盛な需要に応える。
夏季休暇を短縮する20工場は、シカゴとバッファローの車体プレス工場、ディアボーンとチワワ、リマのエンジン工場、バンダイクのトランスミッション工場など。
今回の夏季休暇の短縮により、およそ4万台の追加生産が可能となる見通し。
フォードモーターの北米生産担当、ジム・テトロー副社長は、「北米全体の約75%の工場が、販売店により多くの商品を供給するために、3シフト以上を導入している」と述べた。