JR北海道、花咲線で減速運転を試行…タンチョウとの衝突事故を防止

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花咲線の普通列車で運用されているキハ54形気動車。
  • 花咲線の普通列車で運用されているキハ54形気動車。

JR北海道釧路支社は5月23日、根室本線(花咲線)厚岸~糸魚沢間で減速運転を試行すると発表した。速度を落とすことで、沿線に生息している国の天然記念物「タンチョウ」との衝突事故の防止を目指す。

6月1日から7月31日まで、釧路発5時55分の根室行き快速「はなさき」と釧路発8時15分、13時11分の根室行き普通列車、根室発5時58分、8時22分の釧路行き普通列車で減速運転を実施する。これにより厚岸~糸魚沢間で1~2分程度の遅れが発生する見込みだが、接続列車への影響はない。

JR北海道は実験期間終了後、減速運転の効果を検証して今後の対策を検討する。

《レスポンス編集部》

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