JR西日本は5月22日、訪日外国人向けの無料公衆無線LANサービスを7月1日から11駅で開始すると発表した。同時に各携帯電話会社による駅の公衆無線LANサービスも一部の駅で先行的に開始する。
サービスの利用に際しては、訪日前にゲストコードを取得する必要がある。サービス提供場所に到着後、専用のSSID「JR-WEST_FREE_Wi-Fi」を選択。日英中韓の4か国語に対応したログイン画面でゲストコードを入力すると、無料でインターネットに接続できる。
サービス提供場所は、山陽新幹線の新神戸、岡山、広島、小倉、博多各駅と在来線の京都、新大阪、大阪、天王寺、関西空港、三ノ宮各駅で、いずれも改札口付近とコンコース内の待合室などで利用できる。
また、2012年から175駅を対象に整備を進めてきた駅の公衆無線LANサービスも29駅で先行してサービスを開始する。先行開始駅は、山陽新幹線の新神戸、西明石、姫路、相生、岡山、新倉敷、福山、新尾道、三原、東広島、広島、新岩国、徳山、新山口、厚狭、新下関、小倉、博多各駅と、在来線の京都、高槻、新大阪、大阪、天王寺、京橋、鶴橋、新今宮、関西空港、三ノ宮、神戸各駅。
駅の公衆無線LANサービスは、KDDIの「au Wi-Fi SPOT」とワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi2 300」、NTTドコモの「docomo Wi-Fi」、ソフトバンクモバイルの「ソフトバンクWi-Fiスポット」が利用できる。大規模災害発生時には、すべての利用者にインターネットを無料で開放するとしている。