キャタピラージャパンは、同社初のハイブリッド油圧ショベル『Cat 336E L H』を6月1日より国内導入すると発表した。
今回導入するハイブリッド油圧ショベル(バケット容量1.5立方米、運転質量35.6トン)は、キャタピラーが新たに開発した「油圧ハイブリッドシステム」を採用。
旋回停止時のエネルギーを回収し、それを電気エネルギーとしてではなく、油圧エネルギーとして蓄え、旋回加速時に放出。放出する油圧エネルギーを、そのまま旋回駆動に再利用することで、エネルギーロスの少ない効率的なシステムとした。
この油圧ハイブリッドシステムの採用により、従来機と同等の生産性を維持したまま、燃費効率は、従来機比で最大30%の低減を実現する。
価格は3675万円(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)。