NASCARは5月17日、この日シャーロット・モーター・スピードウェイで行われたNASCARオールスター・レースの予選で、カール・エドワーズが新しい予選フォーマットで最速タイムを記録して、ポールポジションからのスタートを獲得したことを伝えた。
新しい予選フォーマットでピットロードでのスピード制限が解除され、エドワーズは3ラップと義務付けられた4本のタイヤ交換をするピットストップを含めて1分51秒297、平均速度145.556マイル/時を記録した。
デール・アーンハート・Jrが平均速度144.398マイル/時で本来は2位のはずだったが、緩んだラグ・ナットによる5秒のペナルティーを受けて15位に後退した。そしてその代わりに2位に浮上したのはカート・ブッシュの144.068マイル/時の平均速度だった。
「こんなことは信じられない。なぜなら我々は本当に激しくトライしたからだ。これは本当にエキサイティングな予選フォーマットだ。多くのプレッシャーがかかったが、ポールを獲得できた。我々の車は速く、素晴らしかった」とエドワーズは語った。
グレッグ・ビッフル、カイル・ブッシュ、ジョエイ・ロガーノがそれぞれ3位・4位・5位と続いた。昨年の勝者のジミー・ジョンソンはピットストップでタイヤをスリップさせて通り過ぎてしまい、バックで戻ることで時間をロスし、さらに緩んだラグ・ナットのペナルティーで平均速度130.160マイル/時に終わり、土曜日のレースを18番手でスタートすることとなった。