国交省中部地方整備局では、新東名高速道路(御殿場JCT~三ヶ日JCT)開通後、1年間における交通状況、および整備効果を調査、その結果を5月15日に発表した。
発表資料の中で、その効果が顕著に表れていたのが静岡県内における渋滞回数、及び人身事故の件数で、渋滞回数においては、新東名開通後1年間に発生した10km以上の渋滞は18回で、昨年同時期に発生していた渋滞回数227回と比較して、実に約90%減と、大幅に減少した。
人身事故においても、新東名と東名における人身事故件数は、新東名開通前の年間521件に対し、開通後約30%減の年間378件と、これも大幅減となっており、新東名高速道路開通における効果が大であることが立証された。