【JNCAP】ファミリー層へアピールするために発表会の会場を選定

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二子玉川ライズは駅と一体化した商業施設。
  • 二子玉川ライズは駅と一体化した商業施設。
  • 今年の自動車アセスメント発表会は、会場を東京都世田谷区の二子玉川ライズに移した。
  • 買い物客が足を止め、展示された試験車両を眺めていく。
  • ファミリー層へのアピールを狙っており、これを主目的として会場を選定したという。
  • 今回は試験車両ではない新車も展示されていたため、破損した車両が置かれた理由がわからず、困惑する人も。

今年の自動車アセスメント発表会は、東急線の二子玉川駅(東京都世田谷区)に隣接する所業施設での開催となった。ファミリー層へのアピールを意識するとともに、自動車の安全に関心が高い人が集まりそうな場所として選定したという。

自動車事故対策機構(NASVA)によると、アセスメント発表会の会場は2年に1度に変更しており、今年はその変更年に当たったという。昨年までは秋葉原で開催されており、若い世代へアピールする狙いがあったが、今年は「ファミリー層に向けて安全な自動車をアピールする」という目標を掲げ、いくつかの候補地から二子玉川を選定した。

二子玉川が選定されたことについて、NASVA関係者は「自動車の安全に対して意識が高い人が集まると想定され、自動車アセスメントを効果的にアピールする場として適当と判断した」としながらも、その一方で「二子玉川に集うような人は国産車よりも輸入車への関心が高いだろうから、実際の来場者の反応を見極めたい」とも話していた。

《石田真一》

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