相鉄グループ、鉄道事業と自動車事業の設備投資総額62億円…2013年度

鉄道 企業動向
相模鉄道、瀬谷駅に設置した待合室
  • 相模鉄道、瀬谷駅に設置した待合室

相鉄グループは、2013年度(2013年4月1日~2014年3月31日)に鉄道事業と自動車事業の設備投資として総額62億円を充当すると発表した。

内訳は鉄道事業に58億円、自動車事業に4億円。

鉄道事業では、グループの相模鉄道がホームからの転落防止対策として、内方線付き点状ブロックを順次整備し、視覚に障がいのある利用者に対するバリアフリー化と安全性の向上を図る。

また、新型自動改札機を導入するほか、行先案内表示装置の新設、自動放送装置の改良を行う。駅施設では、統一サインと待合室を順次整備する。

列車では、車内照明のLED化を実施する。

JR東日本との相互直通運転に関連する工事については、引き続き、既存車両へのATS-Pとデジタル列車無線化工事などを実施し、東急電鉄との相互直通運転については、着工に必要な手続きを進める。

また、グループで自動車事業を展開する相鉄バスは、バリアフリー化推進のため、利用客が乗降しやすい大型ノンステップバス11両を導入する。昨年度から導入を始めた携帯電話やパソコンなどにより、バス停への到着予定時刻などの運行情報をリアルタイムでお客様に提供するバスロケーションシステムを全路線に導入する。

《レスポンス編集部》

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