富山地鉄、新停留場開設に伴い富山軌道線のダイヤ改正を実施…5月17日

鉄道 企業動向
富山駅前停留場に停車している富山地鉄富山軌道線のデ7000形。
  • 富山駅前停留場に停車している富山地鉄富山軌道線のデ7000形。
  • 国際会議場前停留場を発車した直後の環状線電車「セントラム」。
  • 西町~荒町間に設置される中町(西町北)停留場の位置。西町停留場の南富山方面行きホームから50mほどしか離れておらず、乗り換え利便性の向上が図られる。

富山地方鉄道(富山地鉄)は5月10日、同社が富山市内中心部で運行している路面電車(富山軌道線)のダイヤ改正を5月17日に実施すると発表した。西町~荒町間で建設が進められている中町(西町北)停留場の開業に伴うもの。

中町(西町北)停留場は、県道富山・上滝・立山線(桜橋電車通り)の総曲輪通りと中央通りをつなぐ横断歩道の脇に設置される。環状線と1・2号系統富山駅前方面行き電車のみ停車し、1・2号系統の南富山駅前方面行き電車は通過する。ただし、約50m先に西町停留場の南富山駅前方面行きホームがあり、環状線から南富山駅前方面に向かう電車への乗り換えが便利になる。

今回のダイヤ改正では、中町(西町北)停留場の開設に伴いダイヤの見直しを実施するほか、複線化された大学前方面(2系統)も平日ラッシュ時間帯に増便する。また、ダイヤ改正と同時に乗り継ぎ割引制度が一部変更され、乗継指定停留場を「グランドプラザ前および丸の内」から「中町(西町北)および丸の内」に変更する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集