5月5日午前8時5分ごろ、岡山県浅口市内の山陽自動車道上り線のトンネル内で乗用車同士の追突事故を発端に、車両11台が関係する多重衝突に発展する事故が起きた。この事故で7人が軽傷を負っている。
岡山県警・高速隊によると、現場は浅口市鴨方町益坂付近にある全長1430mの阿坂トンネル内で、片側2車線の直線区間。第2車線(追越車線)を走行中の乗用車同士が追突して停止。これを避けようとした後続車4台が衝突。そのさらに後ろで5台が衝突を繰り返すなど、車両11台が関係する多重衝突に発展した。
この事故で数台が中破。乗っていた7人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
警察では前方不注意が事故の主因とみて、当事者から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。